１００周年の節目に

　ツイードほど長きに渡って人々に愛され続けている服地はなかなかありません。
着用は１８世紀のはじめ、主に家庭用などに着られていたツイードをその実用性からハンティングやフィッシングなどを嗜む特権階級の人々が着るようになり広く知れ渡るようになります。多くの著名人の言葉にツイードにまつわる言葉が残っているのも興味深いところです。現代においても寒い冬にはツイードを纏った道行く人がチラホラ、相変わらずの人気のようです。

　今年はツイードのブランドとして有名なHarris Tweed(ハリスツイード)が１００周年を迎えます。節目となる今年の生地には記念のブラックタグをご用意、タグには一点一点ロットナンバーが入りハリスツイード協会により品質管理、保障された証となるものです。

　ハリスツイードのツイードには英国種の羊毛を用います。厳しい寒さの中で育った羊毛は比較的繊維が太くコシがあり、強く暖かい生地となります。生地の仕上げ工程とされる縮絨、起毛が施されてないので織り柄はハッキリと浮かび上がり、またざっくりとした糸本来の風合いをお楽しみ頂けます。肌触りのザラツキ等もその魅力のうちですね。数年着用頂く事で更にしっくり体になじむツイードの魅力を是非楽しんで頂きたいです。

これまたへヴィーな裏地で耐久性もアップグレード。



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年末年始の営業について

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年始　１　／　５（木）より営業