出張レポート1:ドーメル170周年パーティー
2012年 02月 10日
東京・恵比寿ガーデンプレイス内のレストラン、ジョエル・ロブションにて先日行われた高級服地ブランドであるドーメル社の170周年パーティーの様子をご紹介させて頂きます。

私が開場時刻から10分ほど過ぎて到着したところすでに受付とクロークで入り口には長蛇の列が出来ておりました。同業者のテーラーをはじめ多くのアパレル・プレス関係者が集まり大盛況。これから始まる夜会に期待を膨らませつつ、、、

会場内にはドーメルが170周年を記念して製作したファブリックやスーツ。
■ドーメル社 代表取締役 ドミニク・ドーメル氏 挨拶
昨年日本を襲った東日本大震災を受けドーメルがこの春よりスタートさせる”KIBOU311プロジェクト”について発表がありました。これはドーメル社の服地コレクションにて収益の一部を寄付する世界規模で行う支援プロジェクトです。震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町に桜の木を植えるプロジェクトを推進する“LOOM"を通して寄付いたします。2012年はドーメル社の170周年のという節目の年、この数字にちなんで今年は170本の桜の木を寄贈致します。このプロジェクトは今年で終わらず何年も続いていくもので、来年には171本の桜となります。復興と共に長い目でのこのプロジェクト見守っていきましょう。

170周年続いたブランドの歴史について深くは触れずあえてこんなお話をされました。イノベーションと挑戦を繰り返してきたブランドの功績を自負しつつもこれまでのあゆみとは何か?『羊飼いの人が24時間面倒をみてくれたから羊から上質なウールを得ることが出来る。羊が無ければドーメルは無く、またファッションもありません。』羊やそれを育てる農家の人々への感謝、ドーメルの社員をはじめ関係するすべての人々が現在のドーメルの成功を担っていると170年の成功は何かしっかりとお話下さいました。
■ドーメルジャポン 代表取締役 加賀美氏 挨拶
ドーメルジャポンの代表であると共に、KIBOU3.11プロジェクトの母体となるLOOM NIPPONの理事である彼女の挨拶は一言でしたが印象深いものでした。『FASHION IS EMOTION!』、これはアルバート・エルバスというファッションデザイナーの言葉であり今回自身を突き動かしさまざまな活動の原動力になった力強い言葉として紹介されました。
■宮城県南三陸町 佐藤仁町長挨拶
KIBOU3.11プロジェクトで寄贈される170本の桜の木は南三陸町の戸倉地区という場所に植えられるそうです。ここには中学校があり避難地域にも指定されるほどの高台の場所で皆様から頂いた支援、熱い思いの桜を植えるに相応しい場所と町長が考え決められたそうです。この桜が町の復興を見守ってくれる事と願っています。と話されました。
ドーメル170周年に合わせ様々な取り組みと共に沢山の思いが詰まったパーティでした。2012年の春夏コレクションも当店にて着々と準備が進んでおります。ドーメルのニューシーズンもどうぞご期待くださいませ。

ドミニク・ドーメル氏と

私が開場時刻から10分ほど過ぎて到着したところすでに受付とクロークで入り口には長蛇の列が出来ておりました。同業者のテーラーをはじめ多くのアパレル・プレス関係者が集まり大盛況。これから始まる夜会に期待を膨らませつつ、、、

会場内にはドーメルが170周年を記念して製作したファブリックやスーツ。
■ドーメル社 代表取締役 ドミニク・ドーメル氏 挨拶
昨年日本を襲った東日本大震災を受けドーメルがこの春よりスタートさせる”KIBOU311プロジェクト”について発表がありました。これはドーメル社の服地コレクションにて収益の一部を寄付する世界規模で行う支援プロジェクトです。震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町に桜の木を植えるプロジェクトを推進する“LOOM"を通して寄付いたします。2012年はドーメル社の170周年のという節目の年、この数字にちなんで今年は170本の桜の木を寄贈致します。このプロジェクトは今年で終わらず何年も続いていくもので、来年には171本の桜となります。復興と共に長い目でのこのプロジェクト見守っていきましょう。

170周年続いたブランドの歴史について深くは触れずあえてこんなお話をされました。イノベーションと挑戦を繰り返してきたブランドの功績を自負しつつもこれまでのあゆみとは何か?『羊飼いの人が24時間面倒をみてくれたから羊から上質なウールを得ることが出来る。羊が無ければドーメルは無く、またファッションもありません。』羊やそれを育てる農家の人々への感謝、ドーメルの社員をはじめ関係するすべての人々が現在のドーメルの成功を担っていると170年の成功は何かしっかりとお話下さいました。
■ドーメルジャポン 代表取締役 加賀美氏 挨拶
ドーメルジャポンの代表であると共に、KIBOU3.11プロジェクトの母体となるLOOM NIPPONの理事である彼女の挨拶は一言でしたが印象深いものでした。『FASHION IS EMOTION!』、これはアルバート・エルバスというファッションデザイナーの言葉であり今回自身を突き動かしさまざまな活動の原動力になった力強い言葉として紹介されました。
■宮城県南三陸町 佐藤仁町長挨拶
KIBOU3.11プロジェクトで寄贈される170本の桜の木は南三陸町の戸倉地区という場所に植えられるそうです。ここには中学校があり避難地域にも指定されるほどの高台の場所で皆様から頂いた支援、熱い思いの桜を植えるに相応しい場所と町長が考え決められたそうです。この桜が町の復興を見守ってくれる事と願っています。と話されました。
ドーメル170周年に合わせ様々な取り組みと共に沢山の思いが詰まったパーティでした。2012年の春夏コレクションも当店にて着々と準備が進んでおります。ドーメルのニューシーズンもどうぞご期待くださいませ。

ドミニク・ドーメル氏と
by bisyuya
| 2012-02-10 20:42
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