ベビーキャメルのコート
2019年 12月 07日
以下、お仕立頂いたお客様からのコメントをご紹介させて頂きます。
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ポロ・コートは 自分では見えない背中にバック・ベルト、アクション・プリーツなどのディテールがあり、太いへちま襟に大きく入った切れ込みが魅力的で、ダブル・ブレストとのバランスがいいんですよね。
生地は20世紀初頭にはアメリカで採用さ れていた「ラクダ」の毛をチョイス。ポロ・コートというとラクダで有名なのですが、実際はラクダを使ってオーダーする例は最近はあまりないようです。 ラクダよりも軽くていい素材があるとか、ラクダ自体扱いが少なく価格も高いという理由でしょうが、あえてラクダにしました。
生地の値段は年々上がってきていてこれから先ほんとうに手が届かなくなるほど上がることでしょう。その前にどんなものか知っておきたいという好奇心とラクダ生地のコートが出回っていた時代の雰囲気を味わいたく選びました。
生地のマーチャント、イタリアのピアツェンツァが出しているラクダの「キャメル・カラー」は少し色が薄く、男っぽさからは離れていく感じがしましたがそれでも染色していない色だと信じて選びました。しかも希少なベイビー・ラクダだと言うじゃありませんか!黒という選択肢もありましたがラクダは黒じゃないので。
数年前尾洲屋さんにポロ・コートをすすめられたときは作りたいとは思いませんでした。しかしだいぶ後のこと尾洲屋東京店のブログでお客さんが仕立てたポロ・コートを着ているのをみて初めていいなと思いました。
着心地は重量のあるカシミアのようでとてもしなやかです。重さがあることによってそれなりの雰囲気が出ると言われましたが、それはまだこれから着続けないとわからないです。ラクダはとてもあったかい、呉の沿岸部くらいの気候では着ていられないと噂で聞いているので、それも体験してからまた報告したいです。
今回ネームは「Hava Nagila」(ハバナギラ)、大好きなチャラン・ポ・ラ ンタンの代表曲にしました。先日広島でのライヴはこの曲で大いに盛り上がりました。元はイスラエル民謡でまさにラクダが闊歩しているのが想像できそう な情緒あふれる曲です。
えっとここまでラクダって何回言いましたっけ?
by bisyuya
| 2019-12-07 18:13