尾洲屋羅紗店|広島・呉のオーダースーツ、洋服のリフォームショップ


by bisyuya
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言葉は難しいですね。

    皆様こちらの本は何かわかりますか?
言葉は難しいですね。_b0081010_2024257.jpg

正解はナポリ語⇔イタリア語の辞書なんです。
イタリアは1861年にヴィッートリオ エマヌエーレ二世がイタリア王国を建国するまでは、
それぞれが独立した都市国家だったようです。フィレンツェ、ミラノ、ベネチア、、、
日本でゆうならば、広島国あり東京国ありといった感じでしょうか、
現在よりもたった約150年前という事になりますから、案外閉鎖的な国民性
(私の独断と偏見です(笑)も手伝い、その影響は今になってもまだ色濃く残っているようです。
  その内の一例として「言語」があります。
ナポリ(ピザ、青の洞窟、ポンペイ遺跡、仕立て などが有名な南イタリアの一都市)にいる
高齢者の方にはイタリア語が通じない方が結構いらっしゃいます。
TVが普及し全国的なテレビ放送をイタリア語で聞いて育った若者たちは両方しゃべれたり
もするようですが。
イタリア国内では、ナポレターノ(ナポリ人)というと、ネガティブな
イメージを持つ人がまだ少なくありません、それは南イタリアの中でも独特で、
貧困からくる犯罪率の高さ、幼い頃から学校に行かず職人となる子供たち、
それを笑い飛ばすひたすらに陽気な一面、などの特徴を
ナポレターノという単語に込めているようなのです。

そして服の話につなげるのですが(笑)
ピザがおいしく、仕立て服が独特の特徴を持ち進化した事は 先に挙げた
ナポレターノの要素の何が抜けても成し得なかった事ではないでしょうか。
粉があればピザは焼け、生地があれば服は出来るのです。
しかし皆がそれらを生業とし職人となった時、大きな競争が生まれ、
より人よりもおいしく、かっこ良く、速く(この要素は仕事には欠かせません)
と切磋琢磨します。そして現在ある有名店、マエストロと呼ばれる巨匠たちは、
そのピラミッドの頂点となった優れた技能を保有しているというわけです。
(ちょっと飛躍しすぎましたかね?)
故にナポリスタイルといってもそれぞれが違った物である事になり、
もう一つ広げていくと、ミラノスタイル、ナポリスタイルも大まかな区分け、
バブル時期に流行ったアルマーニスタイルをもってイタリアスタイルとする区分け。
made in italia というククリ。 ってアバウトだなと思います。
(と 言いつつ、説明の為に接客中には頻繁に使ってしまいますが(泣)
「言葉って難しいな」というオチでした。
by bisyuya | 2006-06-10 20:26 | ◆お気に入り