キリストの涙
2006年 07月 11日
今から約2000年前に南イタリアでベスビオ火山の噴火がありました。
噴き出した岩石は隕石のように空から降り注ぎ、溶け出した溶岩は土石流のように流れ出し
麓の町を一日にして壊滅させたようです。あのポンペイ遺跡もこれに含まれます。
ベスビオ火山が落ち着きを取り戻し、大地の焼け跡から新芽が生えるようになって程なく、
人々はその肥沃な土地に目をつけ、ブドウの収穫を始めたそうです。
これは現在までも続くナポリ近郊のおいしいワイン誕生の物語です。
この写真のワインはラクリマクリスティ(キリストの涙)という名のワインで
1890年以来、ヴェスビオ火山の麓で代々ワイン造りを行っているカプート社の商品です。
普段ナポリでは酒屋にペットボトルを持ち込み、その酒屋自家製の大きな樽から
必要なだけ安値でもらい(350ml/¥200程度)飲んでいたものですが、
ちょっと贅沢な気分の時にはこのボトルを買っていました。
といっても5,6ユーロで¥1000しない程度でしたが(笑)
この重い濃厚な赤ワインの味はお薦めしたい一品です。
(ワインの詳しい事はよくわかりませんが海外輸送や防腐剤、雰囲気のせいでしょうか?
イタリアで飲むよりは渋みを強く感じます)
噴き出した岩石は隕石のように空から降り注ぎ、溶け出した溶岩は土石流のように流れ出し
麓の町を一日にして壊滅させたようです。あのポンペイ遺跡もこれに含まれます。
ベスビオ火山が落ち着きを取り戻し、大地の焼け跡から新芽が生えるようになって程なく、
人々はその肥沃な土地に目をつけ、ブドウの収穫を始めたそうです。
これは現在までも続くナポリ近郊のおいしいワイン誕生の物語です。
この写真のワインはラクリマクリスティ(キリストの涙)という名のワインで
1890年以来、ヴェスビオ火山の麓で代々ワイン造りを行っているカプート社の商品です。
普段ナポリでは酒屋にペットボトルを持ち込み、その酒屋自家製の大きな樽から
必要なだけ安値でもらい(350ml/¥200程度)飲んでいたものですが、
ちょっと贅沢な気分の時にはこのボトルを買っていました。
といっても5,6ユーロで¥1000しない程度でしたが(笑)
この重い濃厚な赤ワインの味はお薦めしたい一品です。
(ワインの詳しい事はよくわかりませんが海外輸送や防腐剤、雰囲気のせいでしょうか?
イタリアで飲むよりは渋みを強く感じます)
by bisyuya
| 2006-07-11 21:20
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