尾洲屋羅紗店|広島・呉のオーダースーツ、洋服のリフォームショップ


by bisyuya
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<   2006年 07月 ( 11 )   > この月の画像一覧

梅雨明けですか?

燃えるような太陽の下 駆けずり回って終わった大阪出張。
帰りの呉線のローカルさには和まされますよね。

ゼニアの会は熱い意見飛び乱れ良い意味で大盛り上がり、
翌日朝早くからは 今秋から始める新しい取り組みのため工房で企画練りこみ、作業、作業、
 非常に有意義な出張となりました。

これを反映する今秋冬、良いサプライズできそうです!
ヒントは
 
「ゼニアの2006A/W生地」×「上着」=「こんなの探してた!」

自信満々の新商品 ご期待ください!

↓中心のトゲトゲの植物はアザミの実を乾かした物です。去年ゼニア社を訪れた際、記念に貰ってきました。あのハイテクを使いこなすゼニア社でさえ、いまだに生地を風味よく起毛させるためこの天然の植物を使うんですよ。 
ハイテクとローテクの絶妙な融合です。
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右にある石のような塊は象牙椰子の実。それを取り囲んでいるボタンはその実をくりぬきました「ナットボタン」。
イタリアの仕立て屋が好んで使うコロッツォ社製で非常に湾曲した形をしています。
左下 は高級天然素材の代名詞「水牛の角ボタン」
右下に見切れておりますは貝をくりぬいた「シェルボタン」

ゼニア社にひっかけて、ちょっとした天然素材特集してみました、、
by bisyuya | 2006-07-29 00:25 | ◆お気に入り

大阪出張

明日から 26,27日と大阪へ出張です。
出張の一番の理由はゼニアジャパン社長を含めての代表会議があるからですが
秋冬の商品向上の為に仕入れを含めて色々動いてきます!

昨年の12月にグッチジャパン社長よりゼニアジャパン社長に就任した 安藤 徹さん
いまだ40才そこそこでバリバリのキャリアマン。
どういったお話ができるのか楽しみです。

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今年度 Ermenegildo・Zegna イメージキャラクター
左 ピアノ奏者   PETER CINCOTTI
右 サッカー選手 ALBERTO GILARDINO
by bisyuya | 2006-07-25 21:25 | ◆お気に入り

一期一会

今年の春 フラッと尾洲屋の門をくぐられたSさん。
昔からこだわりをもって物を集められていたSさんが30才をひかえた今、
「仕立ての文化」に興味を持たれたのは当然の事だったのかもしれません。

最初の一着目、
1、当店はプロとして紳士のルール
 (紳士の世界には世界共通のめんどうな細かい細かいガイドラインがあるんです(泣)
 + 英、米、伊 日本 など各国の基本的な洋服作りのスタイル、
 もはや流行を超えた MODs,IVY などの過去のスタンダード
 から外れないように外枠を知識でフォロー。

2、ここが一番大事!Sさんの内側に眠るSさんが欲しい理想のシルエット、デザインを
 探し出し、具現化します。

 喧々諤々、仮縫いを経て出来たこちらのスーツ 
非常に満足していただき当店としてもうれしいかぎりです!
(完成してすぐ梅雨に入り数週間、パンツが湿気を含み膨らんでいますが、これは
ごく自然な現象で、プレスにより最初のシルエットはもどります。理由の詳しくはまた、、
 羊の毛の生地 呼んで字のごとく「生きている布」という事がヒントです)


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Sさんは若くして医療福祉関係の管理職をされています。
その他の事はシークレットという事でお客様紹介に出ていただきました(笑)
「一期一会」幸せな言葉ですね。
Sさんいつもありがとうございます!
by bisyuya | 2006-07-23 15:15 | ◆お仕立 men's&ladies

土曜夜市

呉市中通り商店街名物 土曜夜市 近日開幕!
「男たちのトマト」 参加されてみては?
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by bisyuya | 2006-07-19 18:59

「選ぶ」から「創る」へ

 買い物は選ぶから創るへ とおっしゃった方がいました。
 
川上から流れてきた物を川下で選ぶ。いわゆる既製品を買うときの発想ですよね、
これに対して 逆流 の発想が「オーダー」なんです。

お客様がプロデューサーとなり、企画、素材選び等を始めない限り、
その洋服はこの世に生まれでることもなく、存在しないのです。 よって全て一点もの。

当店は生地卸しですので、一点一点の素材に価格が表記してあります。お客様は
生地を選び、求められる条件(予算、好み、フルハンドメイド、マシン重視、どう着るか、、)
に応じて仕立て方を選択されます。

例えて言うならば、
魚市場で好みの魚を選び、お気に入りの料理人に「これ僕好みに料理して!」
といった感じでしょうか。

こうするとよく理解していただけると思うのですが、
素材が有名ブランドの一級品(イタリアのトリュフ)でも、 

「誰が調理するのか?」

ここが非常にキモなんです。
一昔前まではプロのテーラーさんにのみ生地販売をしていた当店ですが、
現在では一般の方にも生地を販売させていただいております。

オーダーを成功させる秘訣は 阿吽の呼吸 を作れる仕立て屋を見つける事なんです。

このところ日本各地で若いテーラーさんが出てきています。
この業界にとっては明るいニュースですね。

今現在40才くらいまでのニュージェネレーションといわれる若い仕立て屋のほとんどは
「食べる為」でなく「好きで」この業界に入っています。
修行はしんどいし、仕事は地味、儲からない (泣)
現在 4,50才の仕立て屋さんがほとんどいないのは、誰もこの仕事を選ばなかったから
なんです、、
 
 経験の豊富な老舗テーラーを訪れるもよし、若い感性のテーラーを訪ねるもよし

「仕立ての文化」がもっと盛り上がればうれしい限りです。
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こちら I さんがお選びになったE.zegnaのシルクスキン(絹51%×綿49%)です。
コットンに半分以上のシルクをかます事で、
贅沢なドレープ感、シルバーメタリックに光る色合いを演出しています。
ここらへんはまさに伊ゼニア社の得意ゾーン
ダブルフェイスは今回の一枚仕立ての作りにドンズバですね。

英国好きの I さんは今まで英国調の仕立てを続けられていましたが、
今回は色気を放つ南イタリアナポリ調に乗っていただきました。

ちょいワル×キレイめ のイメージで(笑)
I さん 期待しててくださいね!

ジャケット完成時には I さんの許可のもと、こちらのニュースにて、、



 
by bisyuya | 2006-07-17 20:02 | ◆商品紹介

アニオナ

こちらKさんがお選びになったアニオナ社のサマーウール生地(ウール90%×シルク10%)
で仕立てたシングルスーツのパンツです。
シルクを織り込むことにより上品な輝きを放っています。
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 (毎度 画質が悪くてすいません、玉虫調に光ってます)

 [ AGNONA ]
アニオナは1953年の創業以来、独自の伝統と技術によって生地を自社生産しています。
特に カシミア、アルパカ、ビキューナ をはじめとする上質な天然素材には定評があり
最高級オリジナルファブリックはシャネル、エルメスをはじめとする世界のトップメゾンに
愛され続けています。

近年、アニオナがエルメネジルド・ゼニア社の傘下に収まったことによる良い相乗効果は
新作生地コレクションをみても明らかで、艶のある生地に目がとまる事もしばしばです。
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イタリアでお会いしたフランコフェッラーロさん(写真向かって左)はとても物静かで無口、
いわゆる喜怒哀楽の激しいイタリア人とは違います。
現在 アニオナの最高責任者となったフェッラーロさんは(写真時はゼニア社の管理職)
生まれた時から貴族のように育ったんだなぁとわかる貫禄、立ち振る舞いで
「こういった方がトップに立つ人間なのか」と妙に感心してしまいました。

 →www.agnona.com
by bisyuya | 2006-07-15 16:09 | ◆商品紹介

キリストの涙

今から約2000年前に南イタリアでベスビオ火山の噴火がありました。
噴き出した岩石は隕石のように空から降り注ぎ、溶け出した溶岩は土石流のように流れ出し
麓の町を一日にして壊滅させたようです。あのポンペイ遺跡もこれに含まれます。

ベスビオ火山が落ち着きを取り戻し、大地の焼け跡から新芽が生えるようになって程なく、
人々はその肥沃な土地に目をつけ、ブドウの収穫を始めたそうです。
これは現在までも続くナポリ近郊のおいしいワイン誕生の物語です。
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この写真のワインはラクリマクリスティ(キリストの涙)という名のワインで
1890年以来、ヴェスビオ火山の麓で代々ワイン造りを行っているカプート社の商品です。

普段ナポリでは酒屋にペットボトルを持ち込み、その酒屋自家製の大きな樽から
必要なだけ安値でもらい(350ml/¥200程度)飲んでいたものですが、
ちょっと贅沢な気分の時にはこのボトルを買っていました。
といっても5,6ユーロで¥1000しない程度でしたが(笑)

この重い濃厚な赤ワインの味はお薦めしたい一品です。 
(ワインの詳しい事はよくわかりませんが海外輸送や防腐剤、雰囲気のせいでしょうか?
 イタリアで飲むよりは渋みを強く感じます)
by bisyuya | 2006-07-11 21:20 | ◆お気に入り
昨日 呉市中通り商店街2丁目でアートをテーマにしたフリーマーケットが行われました。
 空は快晴
お昼頃には当店からも大勢の人達が楽しそうに買い物をしている様がみうけられ、
ほほえましかったです。
あの中通り商店街が活気に溢れていた時代を思いださせるには十分な人出の量だったのでは
ないでしょうか(笑)
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今回の催しはZEALさん(修道大学現役大学生の方達のグループ)が企画し
実行されたようです。
みなさんおつかれさまでした。そして ありがとうございました

今回の件に限らず、ここ数年 中通り商店街では若い方達が中心になって様々な
イベントが積極的に行われています。
数ヶ月まえには新聞紙面にて 「日本にある元気のいい商店街」の一つに
中通り商店街が選ばれていましたね。
これは結果はどうあれ前向きにがんばるという姿勢がたぐり寄せた成果の一つ。

  思考より試行

 良いものにたどり着く近道かもしれません
by bisyuya | 2006-07-10 15:48

お台場仕立て?

現在フジテレビの社屋があるあの有名なお台場。
江戸時代に徳川幕府が東京湾内に入って来る異国船への防備のために築いた砲台の
名残より 「お台場」とよばれるようになったそうです。
 
お台場仕立てとは(写真の裏表逆にしたジャケットの内ポケット部をみてください)
ジャケット裏側の見返しの作り方のひとつで、その突き出た半島状の形が
お台場に似て見える事に由来しているようなんです。

メリットは
・裏地を取り替える時に内ポケットをほどかないで済む
・着心地の良さ、ジャケットの形状保持にやや効果がある
・生地を切り替えないで贅沢に表地を使うので、一昔前には高級仕立ての証とされていた
 ( お台場仕立て=全てがしっかり作ってある -ではありません!既製品にもあります)
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 うんちく はこれぐらいにして(笑)
これから納品 コンサルタント会社にお勤め Nさんのスーツ
赤の裏地は玉虫調に光ることで派手なイメージを抑えています。
袖裏はイタリアの仕立て服によく使われている黄縞の赤バージョン。
パンツは膝幅と裾幅を同じにする事でセミフレアなシルエット。
このあたりは現在の世の中の主流である細身のパンツシルエットに流されることなく
お好きなスタイルを実行されていますね。 
 going my way っていいですね。アイデンティティを感じます 
 
ほかにも色々あるんですが、Nさん着用時の写真をアップできる時にそれはまた、、
by bisyuya | 2006-07-08 20:22 | ◆お仕立 men's&ladies

ダンディズム

こちらTさんの納品直前 2本の白デニムジーンズです。
国産のホワイトデニムは夏向けに細番手の糸でやわらかく織られたもので、
ジーンズ特有のゴワゴワ感はなく、さわやかで高級感に富んでいます
ポケット口、横脇には深緑とエンジ(Tさんのラッキーカラー)でステッチを入れてあります。
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Tさんは気にいった素材を見つけると豪快にまとめて複数注文されます。
シルク100%のシャツ同色3枚や、綿140双糸 白6枚、黒6枚
といった具合に、、 
これは贅沢とおもわれるかもしれませんが、違うんです。
気に入った物を長く愛用するためには生地を休めながら使う事が理想なんです
スーツしかり靴しかりですね。
そしてなにより感心するのが、

 ぶれないんです!

入店から10分後
Tさん「そうだねぇ じゃーこれ2着に、そっちの2枚で、 深い緑でアクセント入れといて!
そいやーこないだルーマニアで、、、」
当店とは長いお付き合いをしていただいており 阿吽の呼吸 が出来ているという背景も
あるんですが、繊細かつ豪快に注文されます。
すでに長い間色々な仕立てを経験し試されているTさんにはご自身のスタイルがしっかりと
確立しており、当店にはその都度イメージにあった素材を見つけにくるといった感じです。
決して簡単に決めているという事ではないんです。

世界を飛び回る国際弁護士Tさんは非常にエネルギーに満ち溢れた方で
60歳に近い年齢を経て何事にも好奇心旺盛、その目は少年のように輝いています。

 ダンディズムと人生を楽しむユーモア    まさに憧れの紳士です
by bisyuya | 2006-07-06 20:41 | ◆商品紹介