尾洲屋羅紗店|広島・呉のオーダースーツ、洋服のリフォームショップ


by bisyuya
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昨日 呉市中通り商店街2丁目でアートをテーマにしたフリーマーケットが行われました。
 空は快晴
お昼頃には当店からも大勢の人達が楽しそうに買い物をしている様がみうけられ、
ほほえましかったです。
あの中通り商店街が活気に溢れていた時代を思いださせるには十分な人出の量だったのでは
ないでしょうか(笑)
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今回の催しはZEALさん(修道大学現役大学生の方達のグループ)が企画し
実行されたようです。
みなさんおつかれさまでした。そして ありがとうございました

今回の件に限らず、ここ数年 中通り商店街では若い方達が中心になって様々な
イベントが積極的に行われています。
数ヶ月まえには新聞紙面にて 「日本にある元気のいい商店街」の一つに
中通り商店街が選ばれていましたね。
これは結果はどうあれ前向きにがんばるという姿勢がたぐり寄せた成果の一つ。

  思考より試行

 良いものにたどり着く近道かもしれません
# by bisyuya | 2006-07-10 15:48

お台場仕立て?

現在フジテレビの社屋があるあの有名なお台場。
江戸時代に徳川幕府が東京湾内に入って来る異国船への防備のために築いた砲台の
名残より 「お台場」とよばれるようになったそうです。
 
お台場仕立てとは(写真の裏表逆にしたジャケットの内ポケット部をみてください)
ジャケット裏側の見返しの作り方のひとつで、その突き出た半島状の形が
お台場に似て見える事に由来しているようなんです。

メリットは
・裏地を取り替える時に内ポケットをほどかないで済む
・着心地の良さ、ジャケットの形状保持にやや効果がある
・生地を切り替えないで贅沢に表地を使うので、一昔前には高級仕立ての証とされていた
 ( お台場仕立て=全てがしっかり作ってある -ではありません!既製品にもあります)
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 うんちく はこれぐらいにして(笑)
これから納品 コンサルタント会社にお勤め Nさんのスーツ
赤の裏地は玉虫調に光ることで派手なイメージを抑えています。
袖裏はイタリアの仕立て服によく使われている黄縞の赤バージョン。
パンツは膝幅と裾幅を同じにする事でセミフレアなシルエット。
このあたりは現在の世の中の主流である細身のパンツシルエットに流されることなく
お好きなスタイルを実行されていますね。 
 going my way っていいですね。アイデンティティを感じます 
 
ほかにも色々あるんですが、Nさん着用時の写真をアップできる時にそれはまた、、
# by bisyuya | 2006-07-08 20:22 | ◆お仕立 men's&ladies

ダンディズム

こちらTさんの納品直前 2本の白デニムジーンズです。
国産のホワイトデニムは夏向けに細番手の糸でやわらかく織られたもので、
ジーンズ特有のゴワゴワ感はなく、さわやかで高級感に富んでいます
ポケット口、横脇には深緑とエンジ(Tさんのラッキーカラー)でステッチを入れてあります。
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Tさんは気にいった素材を見つけると豪快にまとめて複数注文されます。
シルク100%のシャツ同色3枚や、綿140双糸 白6枚、黒6枚
といった具合に、、 
これは贅沢とおもわれるかもしれませんが、違うんです。
気に入った物を長く愛用するためには生地を休めながら使う事が理想なんです
スーツしかり靴しかりですね。
そしてなにより感心するのが、

 ぶれないんです!

入店から10分後
Tさん「そうだねぇ じゃーこれ2着に、そっちの2枚で、 深い緑でアクセント入れといて!
そいやーこないだルーマニアで、、、」
当店とは長いお付き合いをしていただいており 阿吽の呼吸 が出来ているという背景も
あるんですが、繊細かつ豪快に注文されます。
すでに長い間色々な仕立てを経験し試されているTさんにはご自身のスタイルがしっかりと
確立しており、当店にはその都度イメージにあった素材を見つけにくるといった感じです。
決して簡単に決めているという事ではないんです。

世界を飛び回る国際弁護士Tさんは非常にエネルギーに満ち溢れた方で
60歳に近い年齢を経て何事にも好奇心旺盛、その目は少年のように輝いています。

 ダンディズムと人生を楽しむユーモア    まさに憧れの紳士です
# by bisyuya | 2006-07-06 20:41 | ◆商品紹介

王様の仕立て屋

先日 お客様Aさんよりこちらの漫画をいただきました。
いつもお気遣いありがとうございます!
 
 「王様の仕立て屋」(集英社)
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イタリアのナポリを舞台にした、日本人仕立て屋の物語です。
細かい部分は置いといて、人間ドラマが楽しめる作品だと思います。

こちらの漫画を製作する際、作者の大河原遁さんが監修を仰いだ
ナポリの仕立て屋アントニオ・パニコは私のイタリアでの師匠です。
昨年私がお土産をもって師匠のもとを訪ねた際、
 
「なんて書いてあるんだ?CIRO訳してくれ 俺が主人公なんだろ?」
「師匠 どうやら主人公は日本人みたいですよ」
「うん!? ほーぉ」
と いった一幕がありました(笑)
 
その後 帰国して購入し、他のお客様にお貸しして手元に無い状態だったのですが、
縁がありますね今ここにあるんです。Aさんありがとうございました。

Aさんは英語のしゃべれる紳士で「仕立ての文化」を長い間楽しんでらっしゃいます。
許可をいただけたら、Aさんが洋服に施すおもしろい遊びの数々をこのブログに
掲載させていただきますね。
# by bisyuya | 2006-07-03 15:52 | ◆お気に入り
 2006年新作生地仕入れの中から イチオシの

   「 cape town kid mohair 」

エルメネジルド・ゼニア 夏コレクションの中でも最高級クラスに位置する生地です
 (ケープタウンキッドモヘア 53% × スーパーファイン 47%)

ゼニア社が毎年その年の最高品質の原毛を供給した牧場主に送るトロフィー賞(NO.1)
があるんですが、このトロフィーを授与した南アフリカ産の生後6ヶ月以内の
キッドモヘアーとゼニア社得意のスーパーファインウールを絶妙に混紡したのがコレなんです。
 
ちなみに、モヘア100%にしないの?と思った方、100%だときつすぎるんです、、
全ての繊維は独特の特徴をもっています。
それは長所短所があるという事なんですが、それぞれのいい面を絶妙に生かし
1+1が2以上になる生地作りは生地メーカーの腕の見せ所ですね。
モヘア100%だとバリバリの厚紙で作ったような痛いスーツになると
考えていただくとよいでしょう。
 
当店が今夏にこちらのctkmを押すのは単純明快
E.ゼニアさんとの発注会議の際に
 「これはすごい!」
とゆう驚きがあったからなんです。
今までにない 地織りの柄域、清涼感、程よいハリコシ、ツヤ
まさに極上素材といっていいでしょう。
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(写真が悪くてすいません、是非当店で触って 見ていただけると幸いです)
ゼニアさんの公式コメントに耐久性もある となっていますが、
この点につきましては、
当店ではガンガン着られる方にはお薦めできない繊細な生地だと言わせていただきます。

モヘアはアンゴラ山羊(見た目は普通の山羊ですよ)の毛を指し、
光沢、コシが特徴で夏用の素材としてよく使われます。
人によって非常に 好きずき が分かれるのもこの素材の特徴ですね。

今夏の終わりにまだ残っていたら!?
がんばって購入して私個人用に仕立てよう! なんて企んでいます(笑)
# by bisyuya | 2006-06-29 23:15 | ◆商品紹介